harayosy's twnovel #07-08

駅前にある花屋の店長の名前は華子という。花屋らしい名前ですねと言ったら「私は花子が良かった」と返された。「へえ珍しいですね」「そう?華って蕾ってイメージじゃない?花の方がこう咲き乱れてるというか賑やかな感じがするし。華道よりも花束とか。そっちが好きかな」(続く)




「僕はどっちでもいいですよ」「わ、水橋君は名前どおりに冷たいねえ」「どちらにしたって、僕の好きな『ハナコさん』には違いないし」「う」「でも個人的には華の方がギャップ萌えでいいかもです」「み、水橋君は時々変な事言うわよねっ」「ハナにはミズが必要だし我慢して下さい」