harayosy's twnovel #22

夏本番を前にしてむかつくようなこの暑さ。あまりの暑さにへばっていたら、頭上から呆れた様な声がした。「何よ、だらしない」「うるせー」「このくらい気合で何とかしなさいよ」「うるさい幽霊(お前)を何とかしたい」「失礼ね…怪談話でもしてヒヤっとする?」「…幽霊と怪談…」